Fate/Grand Order
Fate/Grand Orderに関する過去に作ったツールの紹介です。
FGOはFateシリーズが好きな人がやってるイメージですが、僕はどうも相性がよくなくて、Fate/Zero以外はそんなに好きでもなかったのにかなり気合いの入ったツールを作っていました。
このゲーム、Buster/Arts/Quickという3種類のカードを切って戦う単純な仕組みなんですが、マスクデータが多すぎてそれぞれのカード性能がキャラによって全然違うんですね。 それを考えて戦闘を進めていくのがめちゃくちゃ面白かったんです。
というわけで、それを補助するためのツールとなっています。
データベースを最新のものに更新すればもしかすると今なお使えるツールかもしれませんが、未プレイになって久しく、再開発の予定はありません。
Fate/DB
2016年に作られたツールです。
UIは手抜きしがちな僕がこれだけ立派なUIを作っているので、どれだけ気合いが入っていたかお分かりいただけるでしょう。
根幹となるデータベースは海外の解析サイトから拝借していました。
サーヴァント検索機能
サーヴァントをカード性能で比較するのが主な目的だったので、「DI」やら「Qs」やら謎の数値が書いてあります。 当時のメモによると各項目は以下の通り。
- 「DI」:
ブレイブチェインのダメージ(%)上位10つの平均値をBQAの倍率786%で割り攻撃力をかけた値。つまりカード性能でどれくらい攻撃力を補正できるかという指標 - 「SI」:
ブレイブチェインのスター獲得数上位10つの平均値を3で割った値。つまりカード1枚あたりどれくらいスターを獲得できるかという指標 - 「NI」:
ブレイブチェインのNP獲得数上位10つの平均値を3で割った値。つまりカード1枚あたりどれくらいNPを獲得できるかという指標 - 「Qs」:
Quickのスター生成量 - 「Qn」:
QuickのNP - 「An」:
ArtsのNP
前半3つが何故カード単位ではなくブレイブチェインで計算していたかというと、BAQそれぞれの枚数の多さを加味して、より体感の性能に近づけるためだったと思います。
「現在値のフィルタでの平均値」というのを計算するようになっていて、今全レアリティのアサシンのみ表示されているので、アサシンのスター獲得性能は平均5.73のところ、ジャックは8.20とだいぶ高いということが分かります。
サーヴァント詳細画面
先ほどの画面の右側にあったパネルです。 基本的なステータスの他に様々なデータを確認できます。
まずは再臨素材。 合計個数を確認できるのがけっこう気に入っていました。
次にスキル強化素材確認画面。 こちらも合計数が確認できます。 スキル強化はQPの消費がえぐかったですね…。
詳細画面その1「T1」。 何の略でしょう、分からん。 LvによるHPとATK、必要経験値の推移をグラフにしています。
詳細画面その2「T2」。 内容的にはT1と同じですが、確かグラフだと詳細な数値が分かりにくいから各再臨段階ごとに棒グラフにしてくれと言われて作った気がします。
サーヴァントによって全然性能が異なるカード性能の詳細です。 赤字はなんだったかな…クラススキルのボーナス分だったかな…。 「何枚目に選択したか」「1stのカードの種類」「クリティカルの有無」「オーバーキルの有無」などをシミュレーションできます。
カード性能画面では概念礼装を装着した効果をシミュレートできます。 礼装の効果やレアリティで検索し、各項目で並べ替えが可能。
概念礼装を装着すると、その礼装の効果を加味した性能に変更されます。
ブレイブチェイン時のカード性能合計です。 例えば「AQQの3枚のカードが来たけど、どの順番がNP一番たまる?」みたいな時に使います。
サーヴァントのプロフィール確認画面。
必要絆ポイントの確認画面。
各マスクデータや所持フラグの確認画面。
保有スキルの画面。 Lvを変更すると各Lvでの数値を確認できます。
クラススキルの画面。
宝具の画面。 強化前/後や各Lvでの数値を確認できます。
絆礼装の画面。
最後に、サーヴァント画像のビューアは友人との悪ノリから「股間ビューアEX」と名付け、この伝統は以降のツールにも継承されていきます。
概念礼装の検索機能
「開始時NP」「カード性能アップ」などの礼装の性能や、名前、レアリティで検索できます。
各項目で並べ替えも可能。
選択した礼装の詳細を右側のパネルで確認できます。
サーヴァントの必要経験値計算機能
サーヴァントのLvアップに必要な経験値を計算します。
各種種火クエストの必要周回数や必要AP、りんご数に換算することができます。
AP半減が来ていた場合にはそれも設定可能です。
ダメージ計算機能
命名がイマイチですが、宝具やスキルの性能は加味せず、単純に相性的に「選択したサーヴァントに対して有利なサーヴァント」を検索するツールです。
高難易度ボスでアルトリアがきた場合にはアルトリアを選択し決定を押すと右側に各サーヴァントの相性一覧がでます。 「BR」「CR」と見慣れぬ数値がありますが、当時のメモによると以下の通り。
- 「BR」:
自クラスによるダメージ補正。アサシンが90%、バーサーカーが110%とかのやつです。 - 「CR」:
クラス相性によるダメージ補正。有利クラスだと2倍、バーサーカーが1.5倍になるやつです。 - 「AR」:
天地人相性によるダメージ補正。存在自体がマスクデータで90~110%の範囲です。 - 「TR」:
クラス補正、クラス相性、天地人相性を総合したダメージ補正 - 「TD」:
攻撃力に総合補正をかけた値
つまりTDでソートすると相性的に最も有利なサーヴァントが分かります。 ここに宝具性能やスキル性能を加味して適したサーヴァントを選ぶツール。
特効リスト
特効を持つサーヴァント一覧と、その対象のサーヴァント、対象ではないサーヴァントを確認できます。
クエスト検索
クエストが検索できますが…用途がいまいち分からない…。
下のアイテムドロップ検索の下位互換になっている気がしないでもないです。
アイテムドロップ検索
各クエストのドロップ効率を検索する機能です。
データ部分はドロップデータを集計していた有名なスプレッドシートの人のデータを拝借しています。 僕もドロップデータをいくらか提供していました。
「絆/AP」の機能までこちらに入っているため、上の「クエスト検索」の意義がほとんどないですね。