物理スキルの威力とダメージ計算式

物理スキルの威力とダメージ計算式

真・女神転生IVの物理スキルの威力とダメージについて調べました。 個々のスキルの威力は物理攻撃一覧にまとめてあります。

この手の検証は2013年のオレも調べていたんですが、当時の記録が@wikiの検証ページを見る限り最後までやりきれてなかったようです。

山田くんの似顔絵

力と技の2変数がめんどくせーとかそんなんです、たぶん。

未整理状態のデータに加えて必要な点を追試して綺麗にまとめました。

山田くんの似顔絵

え、それってwikiをパクってるんじゃ…?

と思った人は@wikiとの関連のページを見てください。 当時ちょろっとしか調べてないのでほとんどが新ネタです。

INDEX

    物理スキルのダメージ計算式

    通常攻撃がこんな↓式だったのに対して、

    (威力+)÷3

    物理スキルのダメージ計算式はこの↓ような形でした。

    (威力+力×2.25+技×4.50)÷3

    通常攻撃に比べて威力が控えめな分、パラメータに依存する部分がかなり大きくなっています。

    補助がかかる前の基本ダメージがこの↓ような感じで増加します。

    • 威力が3高いと1ダメージ増える
    • 力を1上げると0.75ダメージ増える
    • 技を1上げると1.5ダメージ増える

    他のダメージ同様、敵側は属性相性のみで防御力の概念はありません。

    多段ヒットは強いのか

    山田くんの似顔絵

    残念ながら…。

    山田くんの似顔絵

    いや、これ、すげーショックなんですけど…。

    本作の多段ヒットのスキルは全く期待できないと言っていいレベルです。 2ヒットなら一発のダメージは2分の1、3ヒットなら3分の1になって、例外がありません。

    きっちり当てて初めて1ヒットと同等のダメージ、外してプレス失う可能性が上がる、などデメリットの方が目立つ気がします。

    一部例外として、主人公が使う場合はウィスパーイベントの「+」の効果が多段の方が強く影響を受けるので、いくらか有利といったとこです。 詳細は後で。

    全体攻撃は強いのか

    山田くんの似顔絵

    強いです!

    通常攻撃と同じく単体だろうが全体だろうが1ヒットは1ヒットなので、全体攻撃は威力通りのダメージが出ます。 敵が増えれば増えるほどダメージ効率がいいです。

    単体相手の倍率は単発だろうが多段だろうが全体だろうがみな100%なので、何故か全体攻撃だけ上位に位置付けられているようです。

    銃属性や万能属性のダメージは?

    物理属性同様、力と技依存です。

    銃属性だから技の比重が重いとか、万能属性だから魔依存とかはなく、物理属性と同じ計算式。

    特殊なダメージの物理スキル

    DLCスキルのナラク落としは666の固定ダメージなので、他の要素の影響を受けません。

    興味がなくてあんまり調べてないので、相性やバフの影響がないのかは今回調べていません。

    全スキル、少なくとも2点以上はダメージ計測しましたが、たぶんこれ以外に特殊な物理スキルはなさそう。
    (敵専用のスキルは調べていません)

    スキル+の効果

    スキル+を上げていくとこの↓ようなボーナスを得られます。

    数値消費ダメージ
    +1+7
    +2-1
    +3+7
    +4-1
    +5+7
    +6+7
    +7+7
    +8+7
    -2+42

    このダメージ+の数値は補助や属性相性の影響を受けず、最終ダメージに加算されます。
    (難易度補正は受ける)

    魔法スキルの方は+8でも24ダメージしか増えないので物理の方がお得のようです。

    多段ヒットスキルだと効果が大きい

    多段ヒットの場合はそれぞれのヒットに加算されるので、ヒット数が多いほどスキル+の影響が強く出ます。

    単発だとダメージ+42でしかないですが、刹那五月雨撃ちうちまくりのように平均4ヒットもあると、トータルダメージ+168となかなかのもんです。

    ただ、補助を盛っていくと元のダメージが数千数万となるので、ダメージ+の影響が相対的に小さくなります。 「多段ヒットじゃないとゴミ」みたいなことにはなりません。

    対御魂で効果絶大

    稼ぎ用のDLCクエに出てくる御魂はえげつない属性相性で、全属性2.5%、弱点で5%、万能は0.5%しか通りません。

    ダメージ+部分は属性相性を受けないので、御魂相手だろうが42は42のままダメージが通ります。

    昔のエクセルによると御魂のHPは40程度のようなので、確殺ラインを越えている主人公の物理スキルの「+42」は明確なメリットです。

    スキル+を上げられないスキル

    DLCスキルの閂投げナラク落としは主人公に継承させられないので「+」を上げられません。

    ナラク落としは固定ダメージなのでともかく、閂投げは平均8ヒットとダメージ+と相性抜群だったので残念。 まぁだから上げられないようにしたのかもですが。

    ダメージ+の量が少ないスキル

    DLCスキルの烙印の一撃狂星乱舞死亡遊戯の3スキルはダメージ上昇がこの↓ようになっています。

    数値消費ダメージ
    +1+1
    +2-1
    +3+3
    +4-1
    +5+5
    +6+5
    +7+5
    +8+5
    -2+24

    魔法スキルと同じ上昇量です。

    どのスキルが強いのか

    これ、なかなか難しい問題で、同タイプのスキルを同条件で使う場合、

    山田くんの似顔絵

    威力が高い方が必ず高ダメージです。

    とりあえず本作は多段ヒットのロマンはありません。 最大ヒットを引けばダメージは増えますが、同様に低ヒットを引いた場合のリスクもあるので、平均では単発攻撃と同等です。

    ただ、全てにおいて高威力スキルが優れているわけではなく、低レベルほど高威力スキルの価値が高く、レベルが上がってくると低威力の方がコスパが良くなります。

    例えば同じ銃属性単発で威力75のニードルショットと威力350の至高の魔弾

    力50技50で使うとニードルショットが137ダメージ、至高の魔弾が229ダメージで、7割近い差がつきます。

    ところが力200技200だと、ニードルショットが475ダメージ、至高の魔弾が566ダメージで2割も差がなくなります。

    計算式の都合、どちらの場合でもダメージ差は90ちょっとでしっかり差が付くんですが、パラメータが上がって元ダメージが大きくなるほど、ダメージ比率や体感の強さは差が小さくなっていきます。

    ここにMP効率=いわゆるコスパを加味すると、ニードルショットは1MPあたり119ダメージ、至高の魔弾は19ダメージと、えれー差がつきます。

    高威力の方が常に強いですが、高レベルになってくると差が縮まるのでコスパ的に低威力スキルでも十分に使えます。

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