メギドラオンは強いのか？

ぶっちゃけビミョー…。

です。

メガテン初めての人はピンとこないかもしれませんが、真3以前のメガテンではnullと言えば最強魔法の代名詞でした。

真3でも仲魔が使える魔法としては最高威力の威力90ですが、実際使うとなんかビミョーです。

なぜそんなことになっているのかを簡単に説明します。

メギドラオンの実際のダメージ

先に実際のダメージをお見せしますね。

最速でnullを習得するのは魔人ブラックライダー(LV66で習得)です。

次は魔人トランペッターのLV80、その次が魔王ベルゼブブ・ヒトのLV84で、残りはLV90台ばかりです。

この頃のスキルのダメージランキングを見てみましょう。

最高ダメージはnullの647ダメージで、nullは293ダメージ。 通常攻撃(283ダメージ)にちょろっと毛が生えた程度のダメージしか出ません。

さらにはもっとレベルを上げて最高LVのLV255でのダメージランキングを見てください。

nullは223ダメージで、通常攻撃(642ダメージ)にすら抜かれてしまいました。

って、ダメージ減ってない！？

メギドラオンが弱い理由① 高レベルになるとダメージが減る

真・女神転生Ⅲではほとんどの魔法はLV27以降、ダメージが減っていく仕組みになっています。

LVが上がっても魔力上昇分はダメージが伸びるので、体感的にはLV40くらいから、

あれ、なんか魔法弱くなってね？

と感じると思います。

nullも例外ではなく、LVの上昇とともにこんな↓ダメージ推移をします。

詳しく知りたい人がいたら魔法ダメージの検証を読んでみてください。

なんでそのような仕組みになっているのか？

知りません！

そういうダメージ計算式になっているからとしか言えないです。 ごめんなさい。

メギドラオンが弱い理由② 習得が高レベル

序盤は「魔法つええええ！」って感じてたと思うんですよね。 nullとか。

魔法自体が弱いわけじゃないのにnullをビミョーに感じるのは、null習得悪魔が軒並み高レベルなせいです。

ダメージ減衰があるせいで、既にかなり減衰した状態での実戦投入になってしまうわけです。 高レベル帯で強い魔法もってこられても

あーあ、LV30でこれ覚えてたらめっちゃ強かったのにな。

としかなりません。

メギドラオンが弱い理由③ 威力限界値が低い

「限界値」という言葉が攻略本にあるらしくて、僕の持ってるのには載ってないんですけども、検証ではおそらくこれが限界値であろうという数値を確認しています。

これらが同じものだとして「限界値」という言葉を使いますが、高レベルでの魔法のダメージには威力は一切関与しておらず、この「限界値」(ともうひとつ補正値)でダメージが決まります。

nullはこの限界値が低く設定されています。 低く、というか、普通？

なので他の魔法と同じようにLV27～160の区間でダメージ減衰を起こします。

対して、主人公のnullやスルトのnullのように限界値がめっちゃ高く設定されている魔法もあるので、おそらく真3ではnullを強くする気がなかったんだと思われます。

メギドラオンが弱い理由④ 万能高揚がない

序盤のnullやnullを強く感じるのはダメージ減衰の影響を受けていないことの他に、nullなどのダメージを1.5倍にする自動効果スキルがあることも大きな理由です。

nullを強化する万能高揚は残念ながら存在しません。

誰にでもダメージが通る万能属性という属性が抱えたハンデなんじゃないかなと。

メギドラオンが弱い理由⑤ プレスターンバトル

プレスターンバトルというのは、いかに相手の弱点を突き、自分が弱点を突かれないかで立ち回るバトルシステムです。

万能属性は誰にでもダメージが通る代わりに弱点をつけないので、弱点持ち相手にはそもそもベストな選択肢になりません。

プレスターンバトルにおいて万能属性は「無難な選択肢」です。

低レベルならメギド系は強いよ？

そう、ダメージ減衰前ならメギド系はちゃんと強いんです！

とは言ってもですね、最下位のnullですらまともに出そろうのはLV60台くらいです。 もうすでに減衰が進行してるタイミングです…。

2周目用に低レベル悪魔に仕込む

悪魔全書に仕込んでおくと2周目からは低レベルでnullを使えます。

消費MPがエグいのでnullやnullにしたり、nullとセットで継承させておくと、

あぁ…、真3でもちゃんとメギドラオンは強かったんだ…

ってのを体感できると思います。