「ダメージ50%アップ+クリティカル50%アップ」が既存のバフに比べて強いのか弱いのか

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「ダメージ50%アップ+クリティカル50%アップ」が既存のバフに比べて強いのか弱いのか

サガシリーズのブラウザゲー『インペリアル サガ エクリプス』のバフ「ダメージ50%アップ+クリティカル50%アップ」が既存のバフに比べて強いのか弱いのかを調べます。

インサガECのバフには66.6%とか50%のものが多く、1ターンに合計100%バフれるのは非常に強く見えます。

ですが効果ターンが2ターンなんですね。

数値が大きいのと、ターン数が短いのが、最終的にどのように影響しているかを調べます。

評価方法は誰でも組める基本的なパーティのバフ倍率22.5倍に対して、どれくらいダメージが増加するかで評価します。

今回検証するバフ性能

参考にトーマス[幻][銃][ロマサガ3][限定衣装]↓を持ってきました。

他にも闇アデルなどが持っています。
(このスキルが実装されてすぐに引退していたので手持ちが少ない)

肝心のバフはこの↓ような内容。

味方1人の攻撃のダメージを50%アップ!(2ターン)
クリティカル発生時のダメージを50%アップ!(2ターン)

それぞれの効果は2ターン継続なので、2ターン後にはダメージ100%アップ、クリティカル発生時のダメージ100%アップになります。 相性発生時のダメージは効果2ターンなので最大で100%アップ。

バフ効果を机上で計算してみる

ベースとなるパーティはダメージアップ400%、クリティカルアップ350%で、3ターン目には22.5倍のダメージを出せます。

ここからダメージアップ役かクリティカルアップ役と交替させた場合のダメージを計算してみます。

ダメージアップ役と交替させた場合

ダメージアップ役を抜いた状態で、(1+2[ダメージアップ])×(1+3.5[クリティカル])=13.5倍。

ダメージ倍率は、(1+2+0.5×2)×(1+3.5+0.5×2)=22.0倍になります。

ベースの22.5倍より弱くなりました。

クリティカルアップ役と交替させた場合

クリティカルアップ役を抜いた状態で、(1+4[ダメージアップ])×(1+2.0[クリティカル])=15.0倍。

ダメージ倍率は、(1+4+0.50×2)×(1+2.0+0.5×2)=24.0倍になります。

ベースの22.5倍から7%増し。

数値は大きかったですがターン数が短いので、やっぱり思ったほど伸びないですね。

バフ効果の実測

基本的なパーティと同様に討伐クエスト「デビルテンタクラー討伐」の10のイカを殴りにいきます。

検証パーティでバフなしで殴ったダメージ↓は16232。

バフあり(ダメージアップ400%、クリティカルアップ350%)でのダメージ↓は365,637でした。

クリティカル役を「ダメージ50%アップ+クリティカル50%アップ」キャラに置き換えて殴ったダメージ↓は382,512。

バフなしダメージ16232の24倍が389,568なので、ほぼ一致しています。

実際に24倍ダメージが出せました!

「ダメージ50%+クリティカル50%」が真価を発揮するケース

倍率的には22.5→24.0倍とかなり地味でしたが、このバフの真価は

そのスピードです!

次の表は1~3ターン目でのバフの効果量です。

ターン基準倍率
15.87.1
212.816.3
322.524.0

「基準」は標準パーティの倍率、「倍率」は「ダメージ50%アップ+クリティカル50%アップ」パーティでの倍率です。

バフがかかり切る3ターン目まで常に「倍率」の方が高くなっています。 特に2ターン目の差がかなり大きいです。

1ターン目の実際ダメージ比較↓(右が「ダメージ50%アップ+クリティカル50%アップ」)。

2ターン目の実際ダメージ比較↓。

3ターン目の実際ダメージ比較↓。

つまり、イベントクエストや試練で1~2ターンの火力が足りない場合は非常に効果の高いバフということです。

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