今回はNeoForge問題とでもいいますか。
1.20の終盤ごろから、現時点の1.21.1にかけて、
ずっとForgeやったのにNeoForgeに移行しとるやないかい!
みたいなmodがちょこちょこあったので、なぜ急にNeoForgeへの移行が進んでいるのかを調べようと思います。
ついでにFabricも調べて、これまでのmodローダの歴史と今後の動向予測みたいなのをしてみようと思います。
こう見えて僕はmod歴10年くらいあるからね。
なぜNeoForge問題を考えないといけないのか
マイクラをmodでプレイする場合、昔はForge一択だったので、
modやるならとりあえずForgeを入れろ!
とシンプルな状況でした。
位置付け的にはmodローダっていうんですかね。 バニラのマイクラに、modが動く環境を追加するのがForgeの役割だと思っています。
で、いつ頃からかこのmodローダにFabricというものが増えてました。 僕は1.12を最後にマイクラから離れていて、1.16くらいだったかな?でこの状況に気付いたんですが、
Forge用とFabric用にmod開発が分かれていたんですよ…。
Forge用のものはFabric環境じゃ使えないし、Fabric用はForge環境じゃ使えないんです。
これはプレイヤサイドからすると大問題で、どのmodを遊びたいかによってそれがForgeかFabricかでプレイ環境が限定されて、さらに併用できるmodも同じローダ対応のものに限定されてしまうわけです。
この状況へもうひとつ候補を追加して三つ巴になりそうなのが、
NeoForge問題です!
今後はさらに遊べるmodが限定されてくる可能性が高いわけです。
もうひとつQuiteみたいなローダもあったと思うんですが、あまり見かけないのでこの3つほど深刻な問題ではないんじゃないかと思います。
Fabricについて
Fabricはですね、初登場が1.14かな? 僕がマイクラから離れてた時期での登場で、
オレのいないところでNo.1争いをしてたmodローダ…。
当時の事情が分からないし、1回も遊んだことないんですが、現状としてすげー勢いでForgeのシェアを奪っているように見えます。
ChatGPTくんに聞いてみると、非常に軽量で設計がシンプルらしく、開発者フレンドリーなmodローダだそうです。
これはmod開発を触ってみた時にもチョー実感できたことで、Forgeに比べてめちゃくちゃ文献が充実してて、遥かに開発しやすそうでした。
Forgeは文献少なすぎてかなり無理…。
プレイヤの事情というよりは開発者側の事情でmodが増えて、人気になっていったみたいな感じなんですかね。
最近はForgeとFabric両対応のmodが増えてきているので、Fabricのせいで遊べないmodというのはあまりない印象です。 僕が使いたいのでFabric専用なのはSimple BC Pipesくらいですかね。
BuildCraft大好きなのでショックはでかいですが。
NeoForge問題が落ち着いたら移植に挑戦してみたい。
NeoForgeについて
NeoForgeはForgeの派生プロジェクトだったらしくて、1.20の頃からチラホラ見かけていました。 名前的にたぶんForgeのダメだった部分を改善したやつでしょう。
コイツの何がすごいってForge用のmodも動くとかで、
最高やんけそれぇ!!
と、遠くから注目してたわけですが、途中で互換性がなくなった(=Forgeのは動かない)らしくてですね。 互換性を売りに多くの開発者を奪い、後からそれを撤回とかね。 これだけ見ると、modローダ環境を悪化させた悪魔のような存在と思っていました(実は違うかった)。
開発レベルではForgeのコードにかなり近い感じで書けるらしく、NeoForgeへ対応していた作者も引き続きForge版が出てたりしたんですが、1.20の終盤あたりから何やら雲行きが怪しくて、ForgeはなしでNeoForge限定みたいなmodがチラホラ現れたわけです。
これはなんかあったな。
調べてみると2023年7月にこんな声明(英語)が出ていたようです。
ChatGPTくんの助けを借りて要約すると、
Forgeチームにはずっとややこしい奴がおってな。
カバーしてくれる奴もおってんけど、みんなもう限界や。
ほな、そいつだけ追い出したらええやんって思うやろ?
でもForgeの権利の大半をそいつが持っとるねんわ。
ほしたらもう俺らが出ていくしかないやん?
幸い、開発者はほとんど付いてきてくれてん。
迷惑かけるけど、これからはNeoForgeをよろしくな!
とまぁこんな感じで、悪意ある移行などではなく、長年悩まされたトラブル回避のためやむにやまれぬ移行だったようです。 だいぶまろやかにしたので、詳しく知りたい人は英語の原文を見てね。
こんなことを知ってしまうと
がんばれNeoForge!
となるわけで、それがmod開発者の方にも表れてきたのかなーと。
これまでForge派だったプレイヤは、1.21からはNeoForge環境へ移行するものとして対応modを調べておいた方がよさそう。
というか、1.21以降のForgeはどうなるんだろ。 1.21.1までは取りあえず出てるけど。
どれくらいNeoForgeへ移行してるのか
つーわけでね、今動いてるサーバに入ってるmodのForge対応状況とNeoForge対応状況を調べてみました。 1.21版が出てるものはそこでForgeが切られてるかで判定してます。
あかんやん!!
Forgeもう無理やん!!
幅広く対応してきた作者が1.21系ではForge非対応のものが多いので、思いのほか、アンチForgeの意志を感じる傾向でした。
NeoForge非対応なのは次のmodだけです。
- EasierVillagerTrading oreForged
- JEI Integration
- Just Enough Resources
- Lukas Weapon Leveling
- MineAll系
- Simply Houses
MineAllの人がNeoForge対応してくれたらうちはNeoForge環境いきますかね。 All系もないと困るんですが、StorageBoxの替えが利かない。 いつも対応早いのに1.21系に手を出してないから情勢を見極めながらNeoForgeの開発テストしてる気がする。
EasierVillagerTrading oreForgedは僕が移植したやつなんですけど、この感じなら今公開分でForgeは最後にして(1.12.1まで出してます)、NeoForgeだけにしていこうかな。 ショボ日曜プログラマなのでForgeとNeoForgeの共存がめんどくせーなとテストしてて思ってたとこだったんです。
最後に
ちょっと思ってたより「NeoForgeにも対応」じゃなくて「旧Forgeにはもう対応しない」という意志の作者さんが多そうな印象でした。
僕は1.6.4か1.7.10の頃からマイクラのmodで遊んでます。 ChatGPTによると今回原因になった「ややこしい奴」はその頃からForgeプロジェクトの中心的な人物として活躍していたそうです。
オレはNeoForgeへいくよ。
10年くらいありがとね、レックスくん。
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いやー僕はオンラインサーバって試したことなくて。
プレイ期間は24時間PC起動してたんですけど、電気代考えると1000円ならオンラインに置いた方が快適なのでは…?
過去のサーバデータを見たら1.12未満では500MB未満、1.12~1.18で1.5~2.0GB、1.19で3.0~3.5GBくらいだったので最安プランで問題なさそう。 スペック的にもマイクラは大丈夫みたいです。
僕も興味を持ったのでどういうサーバにするか考えた上でレビューしたいと思います。 マイクラ以外にもARK、テラリア、7 Days to Dieとかもいけるみたい。