サガシリーズのブラウザゲー『インペリアル サガ エクリプス』における、新実装のバフが既存のバフに比べてどれくらい強いか。 それを調べるための土台作りをしていきます。
バフ調査の土台作りの目的
どんどん登場する新種のバフ。
それが既存のバフに比べてどのくらい強いのかを数値として比較するためです。
ベースとなるパーティ構成を決め、その1枠と交換で新しいバフ持ちを入れ、どのくらいダメージが増加するかで新バフの性能を評価しようという試みです。
ベースとなるパーティ構成
一般的なパーティ構成のセオリーはあまり知らないんですが、僕はいつもこんな↓感じでパーティを組みます。
- アタッカー
- ダメージアップバフ役
- ダメージアップバフ役
- クリティカルアップバフ役
- クリティカルアップバフ役
検証はしていませんでしたが、ダメージアップとクリティカルはどうせ乗算だろという舐めきった思考からそれぞれを均等に入れています。 今は検証済みで、両者が乗算なことを確認しています。
一般的なダメージアップバフは66.6%(3ターン)、クリティカルバフは50%(3ターン)なので、クリティカルの初期倍率を含めると、
- 1ターン目:ダメージ133%、クリティカル150%
- 2ターン目:ダメージ266%、クリティカル250%
- 3ターン目:ダメージ400%、クリティカル350%
のようにバフが盛られていきます。
ダメージアップとクリティカルは乗算なので、最終ダメージは(1+4)×(1+3.5)=22.5倍になります。
検証環境に使用予定の討伐クエスト「デビルテンタクラー討伐」の10にて、この↓ようなパーティで挑みます。
バフなしでイカを殴った時のダメージ↓は15743。
サポート4キャラの基本行動でダメージ400%、クリティカル350%盛った状態だと22.5倍になるので、理論上は354,218くらいになるはず。
実測したダメージ↓は355,726でした。
今後はこの22.5倍をベースとし、ダメージアップ役またはクリティカルアップ役のどちらかの代わりに検証するバフ持ちを入れて、どの程度ダメージが増加するのかでそのバフの強さを評価したいと思います。
実はこれ全然絶対的に評価できていなくて、インサガはバフの種類がけっこう多くて、互いに乗算になるものがけっこうあります。 となると残り3枠でのバフの内容によって、最後の一枠のバフの評価は大きく変わってきます。
でもそんなこと言ってたらバフを評価できないので、最もオーソドックスな構成からのダメージ比を見ることで、オーソドックスな構成からの感覚的な強さの変化を見ようという指標になっています。
この実験の結果が低かったからと言ってそのバフに使いどころがないというわけでは決してないので注意してください。
相性発生時のダメージは入れないの?
初期からあるバフとなるともうひとつ「相性発生時のダメージアップ」というタイプがあります。
ダメージアップやクリティカルと乗算にはなっているんですが、こいつは特殊な計算式になっていて、有利属性相手に50%アップした場合、25%しかダメージは増えません。
にもかかわらず倍率が33.3%と控えめ。
実際に土台パーティのダメージアップのキャラの代わりに入れてみると、(1+0.33×3÷2)×(1+2)×(1+3.5)=20.25倍になります。
クリティカルアップの代わりに入れると、(1+0.33×3÷2)×(1+4)×(1+2)=22.5倍。
なんか微妙。
というわけで入れていません。