「ダメージ33%アップ+相性ダメージ33%アップ」のバフは66.6%アップより強いのか、弱いのか

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「ダメージ33%アップ+相性ダメージ33%アップ」のバフは66.6%アップより強いのか、弱いのか

サガシリーズのブラウザゲー『インペリアル サガ エクリプス』のバフって66.6アップが多いじゃないですか。

で、ね?

中にはこんな↓感じで2種類のバフが33.3%アップずつ、みたいなのがあるわけなんですよ。

これって66.6%アップとどっちが強いの?

という疑問がわくわけでして、それを調べてきました。

評価方法は誰でも組める基本的なパーティのバフ倍率22.5倍に対して、どれくらいダメージが増加するかで評価します。

今回検証するバフ性能

参考にポルナレフ[水][体術][サ・ガ3][限定衣装]↓を持ってきました。

他にも手持ちにちらほらいたので、実装時期によるのかなーと思います。

肝心のバフはこの↓ような内容。

味方1人の攻撃のダメージを33.3%アップ!(3ターン)
味方1人の相性発生時のダメージを33.3%アップ!(3ターン)

それぞれの効果は3ターン継続なので、3ターン後にはダメージ100%アップ、相性発生時のダメージ100%アップになります。 相性発生時のダメージは効果2ターンなので最大で100%アップ。

新しい要素として「相性発生時のダメージ」が乗算で追加されます。 が、相性発生時のダメージは有利属性相手だと、倍率としての効果は半分の50%になります。

バフ効果を机上で計算してみる

ベースとなるパーティはダメージアップ400%、クリティカルアップ350%で、3ターン目には22.5倍のダメージを出せます。

ここからダメージアップ役かクリティカルアップ役と交替させた場合のダメージを計算してみます。

ダメージアップ役と交替させた場合

ダメージアップ役を抜いた状態で、(1+2[ダメージアップ])×(1+3.5[クリティカル])=13.5倍。

相性発生時のダメージは有利属性相手の場合、表示の倍率の半分しかダメージが増えないので、(1+2+0.33×3)×(1+3.5)×(1+0.33×3÷2)=27.0倍になります。

ベースの22.5倍から20%増し。

クリティカルアップ役と交替させた場合

クリティカルアップ役を抜いた状態で、(1+4[ダメージアップ])×(1+2.0[クリティカル])=15.0倍。

相性発生時のダメージは有利属性相手の場合、表示の倍率の半分しかダメージが増えないので、(1+4+0.33×3)×(1+2.0)×(1+0.33×3÷2)=27.0倍になります。

ベースの22.5倍から20%増し。

低倍率だけど新要素の「相性発生時のダメージ」が入ったことでけっこう伸びましたね。

バフ効果の実測

基本的なパーティと同様に討伐クエスト「デビルテンタクラー討伐」の10のイカを殴りにいきます。

検証パーティでバフなしで殴ったダメージ↓は15743。

バフあり(ダメージアップ400%、クリティカルアップ350%)でのダメージ↓は355,726でした。

クリティカル役を「ダメージ33%アップ+相性ダメージ33%アップ」キャラに置き換えて殴ったダメージ↓は425,441。

バフなしダメージ15743の27倍が425,061なので、ほぼ一致しています。

実際に27倍ダメージが出せました!

相性発生時のダメージは有利属性相手では効果が薄く、今回の検証環境ではあまり真価を発揮できていないにもかかわらずこの結果なので、「ダメージ33%アップ+相性ダメージ33%アップ」は普通に強いバフだと言ってよいと思います。

ただし等倍相手には全く効果が出ないので、クエストに応じて使い分けてください。

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