チェストから特定のアイテムだけ取りだそう 【Buildcraftのパイプ講座】

シェアする:
チェストから特定のアイテムだけ取りだそう 【Buildcraftのパイプ講座】

注意!!

この記事の内容はMinecraft Ver.1.12.2、Buildcraft Ver.7.99.24.7、Additional Pipes Ver.6.0.0.8上で確認した内容になっています。

バージョンが異なると仕様やレシピが変更されている場合があります。

Buildcraftのパイプ講座4回目です。

前回の記事でアイテムを仕分けるダイヤの輸送パイプを紹介しました。

これと似た、特定のアイテムだけを取り出せる木パイプ「Wooden Diamond Transport Pipe」というのを今回は紹介します。

木パイプ改?

そう!

これ、実はAdditional PipesというBuildcraftのアドオンMODの「木パイプ改」と同じ機能です。

見た目はほぼ木パイプですが非常に便利なパイプで、僕的には必須MOD。

それと同等機能の「Wooden Diamond Transport Pipe」がBuildcraftにも実装されたようです。

言うなれば公式の木パイプ改。

せっかくなので、木パイプ改と次の3点を検証していきたいと思います。

  • 必要素材の比較
  • 機能の比較
  • Additional Pipesはまだ入れる価値があるのか

ちなみに名前を英語のまま呼んでいるのは、まだ日本語ファイルが対応していないからです。

形容詞が2つ付くせいでただでさえ訳しにくいBuildcraftのパイプに3つ目の形容詞まで付いちゃってどう訳せばいいのか…。

木のダイヤの輸送パイプ…?

用途的にはダイヤ付き木の輸送パイプ…?

Buildcraft流に習いながらAdditional Pipesにも配慮するなら「木の輸送パイプ改」あたりでしょうか。

以下、暫定で「木の輸送パイプ改」と呼ぶことにします。

木の輸送パイプ改の機能

木の輸送パイプ改は、チェストなどからアイテムを取り出す木の輸送パイプに、ダイヤの輸送パイプの機能を追加したものです。

つまり、

取り出すアイテムを指定できる木パイプです。

木の輸送パイプ改のレシピ

(クリックで拡大)
  • 木材 1個
  • ガラス 1個
  • ダイヤモンド 1個

木の輸送パイプのレシピ

(クリックで拡大)
  • 木材 2個
  • ガラス 1個

ダイヤの輸送パイプのレシピ

(クリックで拡大)
  • ダイヤモンド 2個
  • ガラス 1個

木の輸送パイプ改の使い方

木パイプ改を使っていた人なら割と分かりやすいと思います。

ただ、後発故に機能追加があるのでその辺も見ていきます。

木の輸送パイプ改の接続方法

接続は木パイプとも木パイプ改とも全く同じです。

この木パイプとダイヤパイプの色が混ざったようなのが木の輸送パイプ改です。

アイテムを取り出したいチェストにつなぐだけ。

ほとんどのパイプと接続しますが、木パイプ系とはつながりません。

画像は左から木パイプ、木パイプ改、木の輸送パイプ改、木パイプ。

木の輸送パイプ改の設定方法

パイプを右クリックすると専用の設定画面が開きます。

アイテムスロット部分

上半分は取り出すアイテムを設定する部分です。

このスロットに取り出すアイテムを置くと登録されます。
(アイテムは消費しません)

例えば木炭だけ運び出したい場合はこう↓。

最大9種類登録可能。

モード選択部分

下半分は上で指定したアイテムを「どのように扱うか」を指定する部分です。

次に詳しく説明します。 今はデフォルトのままで。

ここまでできれば後は木の輸送パイプ改にエンジンを接続すると木炭だけ運び出されます。

画像は運ばれたのが分かりやすいよう、砂岩パイプにしています。

木の輸送パイプ改のモード詳細

木の輸送パイプ改には「ホワイトリスト」「ブラックリスト」「割合固定」の3つのモードがあります。

木パイプ改はホワイトリストとブラックリストしかないので、割合固定モードが追加された形になります。

ホワイトリストモード

ホワイトリストはモード選択の一番左です。

デフォルトはこれになっています。

機能的には、

登録したアイテムだけを取り出す機能!

オークの原木を登録したらオークの原木だけ取り出すし、シラカバの原木を追加したらオークとシラカバの原木を取り出すようになります。

ブラックリストモード

ブラックリストはモード選択の真ん中です。

これはホワイトリストの真逆で、

登録したアイテム以外を取り出す機能!

今回みたいにかまどに接続したケースだと、かまどっていろんな物を焼くから下のチェストにはいろいろ入ってます。

この中から「木炭以外を別の場所に移したい」場合。

こういう時に役立つのがブラックリストです。

アイテム指定を木炭、モードをブラックリストにすると、木炭以外のアイテムを全て運び出してくれます。

ホワイトリストの場合だと木炭以外の全てのアイテムを登録しないといけません。

割合固定モード

割合固定モードはモード選択の一番右です。 原文表記は「Round Robin (In Order)」。 木パイプ改にはなかった機能です。

これ、名前も機能も用途も分かりにくくてですね…。

調べた結果、単純な機能としては、

登録したアイテムを順番に取り出します…。

このように、木炭、りんご、苗木と登録すると、

木炭→りんご→苗木→木炭→りんご…

と登録した順番(In Order)にループします。

……。

ホワイトリストと同じやん。

そうなんです。 「順番に運ぶ」というよく分からん機能が追加されているものの、結果的にはホワイトリストと同じ。

ホワイトリストと何が違うかというと、

割合固定モードは在庫が切れると運搬をストップします。

ちょっと具体例を。

上のようにフィルターを登録して、運び出すチェストにはこの↓ように入っているとします。

木炭→りんご→苗木→木炭→…とループを続けて、それぞれ21個運び出すまでは予定通りにいきます。

22回目のループに入った時、チェストはこんな状態です。

そして22ループ目の木炭を運び、次はりんご…がない…。

このような状態になると、運搬を停止します。

その次の苗木が残ってようと停止します。

運んだ先のチェストはというと、こんな↓感じ。

どういう運び方をするモードなのかはなんとなく分かってもらえたと思います。

じゃー、「これはどういう時に使うモードなのか?」と考えると、

指定したアイテムを指定した割合で運搬するモードじゃないでしょうか?

上の例では木炭・りんご・苗木を1:1:1にしましたが、こんな↓感じで設定してみると、

りんごと苗木が2:1の割合で運搬されます。

つまりこれは指定したアイテムを指定した割合で運ぶモードです。
(あれ、さっきも言ったな)

これをもって「割合固定モード」と勝手に名付けさせてもらいました。

割合固定モードは何に使うのか?

パッと思いついたのだとIndustrial Craft(以下IC2)の青銅とかどうでしょうか?

IC2の青銅は、銅と錫を粉砕してインゴットにするまでの中間素材から作ります。

(クリックで拡大)
(クリックで拡大)
(クリックで拡大)

銅と錫を3:1で使う必要がある!

中間素材故に自動化してる途中から引っこ抜く必要があるので、割合固定モードを使えば青銅も自動化できそうな気がします。

僕も割合固定モードを今さっき知ったばかりなので、もうちょっと色々考えてみて、IC2の記事でこの辺も加味して考察できたらなーと思います。

木の輸送パイプ改と木パイプ改の比較

Buildcraftに追加された木の輸送パイプ改と、Additional Pipesの木パイプ改をいろんな面から比較します。

レシピ的な優劣

木の輸送パイプ改(Buildcraft)のレシピ↓。

(クリックで拡大)

木パイプ改(Additional Pipes)のレシピ↓。

(クリックで拡大)

木の歯車は棒だけで作れるので、

木パイプ改(Additional Pipes)の勝利!

機能的な優劣

木の輸送パイプ改(Buildcraft)はホワイトリスト、ブラックリスト、割合固定の3つのモードで動作するのに対して、木パイプ改(Additional Pipes)には割合固定モードがありません。

木の輸送パイプ改(Buildcraft)の勝利!

Additional Pipesのバグ…?

ずーーーーーーーーーーーーっっと気になってたことなんですけども!

木パイプ改(Additional Pipes)も右クリックするとこんな画面がでます。

アイテムを置くと登録されるのも、Buildcraftと同じです。

ところがですね。

!?

もう1個りんごを重ねるとりんごが「2」と表示されました。

持ってた分を全部置くと…。

!?

木パイプ改(Additional Pipes)は登録したアイテムを消費するんです。
(Buildcraftはダイヤパイプも木の輸送パイプ改も消費しません)

りんごなら別になんてことないですが、

この場合はダイヤ1個消費します。

木の輸送パイプ改(Buildcraft)の圧勝!

というわけでですね。

総合的には、

木の輸送パイプ改(Buildcraft)の方が優秀だと思います。

Additional Pipesはもういらない?

断じて否!

僕がAdditional Pipesを必ず入れる理由は3つあって、そのうちのひとつは木の輸送パイプ改(Buildcraft)の登場でなくなってしまいました。

でもまだ2つ残ってます。

Additional Pipesの魅力については必ずまとめます。

木パイプ改についても、素材がめっちゃ安いくて序盤から導入できるので、全く無価値にはなってないです。

我が家に設置されている木パイプ改の実例

以前紹介した我が家で実戦配備されている木パイプ改を紹介します。

かまどコーナー

今回の実験と同じ装置ですね。

白く見えてるのはIC2の鉄かまどで、ただのかまどと思ってもらって問題ありません。

かまどが焼いたもののうち、木炭だけをかまどに再補充します。

かまどがいっぱいになった時用に裏側からチェストへ戻ってきます。

チェストに木炭が停滞しにくい仕組みになっているので要改善ですね。

あと、鉄かまどへの接続が金パイプになってますが、ここは次回紹介する粘土パイプの方が効率がいいです。

ダイヤ密造コーナー

IC2の人工ダイヤを作る装置です。

人工ダイヤを作る過程で2回圧縮機を使う行程があって、その両方が下のチェストにたまります。

そのうち中間素材の方だけを取り出して、再度圧縮機にかけています。

詳しくはIC2の方の記事で。

まとめと次回予告

今回は、特定アイテムだけを取り出せる木パイプ改を紹介しました。

木パイプ改は液体用もあるので、これで35パイプ中24種を使えるようになりましたね。

次回は残ったパイプを一気にどばーっと紹介予定です。

Buildcraft パイプ講座

PR お手軽にマルチサーバでプレイしませんか?

処理性能No.1!快適なゲーム環境なら「Xserver for Game」

月額1000円くらいでオンラインにサーバを置いてMinecraftをマルチプレイできます。 統合版、Java版、Forgeに対応。

いやー僕はオンラインサーバって試したことなくて。

プレイ期間は24時間PC起動してたんですけど、電気代考えると1000円ならオンラインに置いた方が快適なのでは…?

過去のサーバデータを見たら1.12未満では500MB未満、1.12~1.18で1.5~2.0GB、1.19で3.0~3.5GBくらいだったので最安プランで問題なさそう。 スペック的にもマイクラは大丈夫みたいです。

僕も興味を持ったのでどういうサーバにするか考えた上でレビューしたいと思います。 マイクラ以外にもARK、テラリア、7 Days to Dieとかもいけるみたい。

シェアする: